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ラマンニュース No.1 (2004年4月)
ニューテクノロジー
蛍光X線による元素分析:Horibaの新製品
X線分析顕微鏡 XGT-5000  
X線分析顕微鏡 XGT-5000
顕微鏡分析、透過分析、元素分析を1台で実現し、高い空間分解能を持つ本製品は、多様なアプリケーションに使用できる頼もしいツールです。

XGT-5000では試料の前処理や試料室を真空に引く必要なしに、ナトリウムからウランに至る元素分析が行えます。試料を試料室に入れてメニューを何度かクリックするだけで定性・定量結果が得られます。

X線ビームは、ビーム径がわずか10μmのガラス製モノ・キャピラリによって集束されます。ビームが平行であるため、表面に凹凸がある試料についても高分解能のマッピングと透過画像が得られます。ポリ・キャピラリを用いた装置に比べ、低エネルギーのX線蛍光線に対する空間分解能が10倍になります。きわめて広い領域から小さな領域まで元素マッピングが行えます。

透過機能は試料内部の構造を2次元で観察できます。この情報から自動多点測定が行えます。
image
試料とX線ウインドウの空間距離がわずか1mmと短いため、蛍光X線放射の空気吸収が小さく、真空状態をつくる必要がありません。この特徴は、液体、粉体、含水試料、生物試料に含まれる軽元素(Na、Mg、Al、Si、P、Sなど)を大気環境下で分析する際にきわめて重要になります。

本装置が使われる代表的な用途:
電子機器の欠陥故障分析、異物分析、医薬品の汚染、生体試料観察、法医学、鉱物学、鉄工業、一般的な品質管理など
ソフトウェア
新製品のラマン分光ソフトウェア:NextGen
新製品のラマン分光ソフトウェア・パッケージ「NextGen」は、好評だったLabSPECをさらに改良して生まれました。中央にカーネルを配したオープン・アーキテクチャのソフトウェア構造を採用しているため、そのフォーマットは柔軟であり、特殊設計のモジュールやオペレーションがこれまでよりはるかに簡単かつ効率よく組み込めます。Widgetの採用により、さまざまなモジュールのGUI(グラフィック・ユーザ・インタフェース)が1つに集約できます。NextGenの構成は、高度な技術(COM+やクライアント/サーバなど)にも対応可能です。
 ソフトウェア・パッケージNextGenの内容 
  • 一般的なデータ収集とデータ分析を行うソフト:ジョバンイボンのすべてのラマン分光測定装置が制御できます。各種のデータ収集モード(シングル・スペクトル、多次元データセット、動画イメージなど)が可能であるほか、通常のスペクトル分析ルーチンも提供します(図2)。
  • 制御ソフト:工業用途専用。具体的な分析手順による自動データ記録が可能です。
  • ラマン・サーバ:ジョバンイボンのラマン分光測定装置、および第3パート・コンテナに対するデータ解析機能にアクセス可能とします。
ラマン分光ソフトウェア・パッケージ「NextGen」はAnalytica 2004に出品いたしました。
図1:NextGenの構造
図1
図2
図2:ソフトウェアの外観

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