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考古学調査
アテローム性動脈硬化過程に関する
新情報
蛍光X線による元素分析
新製品のラマン分光ソフトウェア
ラマンニュース No.1 (2004年4月)
考古学調査:ポンペイ ラマン分光測定ツアー
概 要
ラマン分光法を用いた非破壊分析は、材料、処理、変質に関する情報を与えてくれます。それは美術工芸の歴史家、保存家、修復家にとってきわめて重要な情報です。ラマン分光測定装置における長足の進歩と小型システムの開発によって、遺跡現場において本格的な調査とin-situ測定が美術工芸品に対して行えるようになりました。
そうした調査の1つについて以下に紹介します。
ポンペイ地区のヘレニズムモザイクについて分散型ラマン分光分析によるin-situ調査を行いました。
ポンペイ
システム概要
携帯型HEラマン・システムを光ファイバ式ラマン・プローブに接続し、以下のようなin-situ測定を行います。HE(高効率)ラマン分光器は安定性と頑健性にすぐれ、リモート分析に最適です。可視化オプションを備えた小型スーパーヘッド・プローブをHE分光器に接続することで、リモート位置からのラマン分光分析と視覚によるチェックが容易に実現します。
図1:
in-situ測定を行うための装置構成
図2:
携帯型HEシステムをスーパーヘッド・ラマン・プローブに接続したところ
ヘレニズムモザイクのラマン分光特性
ラマン・スペクトルを記録し、モザイクの各部分の組成分析を実施しました。
ラマン・スペクトルからいくつかの成分が検出されました。
方解石、炭素、石英
方解石
主にセッコウと炭素
XSi
2
O
6
、ただしX=Ca、Fe、Al、Mg(たとえばヒスイ輝石、透輝石)
遺跡で発見されたモルタルの成分が異なっていることは、ヘレニズムモザイクおよび床モザイクの作成そのものが異なる時代のものであることを示している可能性があります。
図3:
各位置に対する分散ラマン・スペクトル
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