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グレーティングの角分散度(Anguler Dispersion)は、式(1)から導かれ
となる。これにより、図1の出射スリット(S2)上での分散は、モノクロメータの焦点距離をfとすると
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| dλ |
= |
d・cosβ |
…………………………(3) |
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| dx |
κ・f |
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となる。これを逆線分散(Linear Dispersion)、または逆線分散度と呼ぶ。
ただし、マルチチャンネルディテクターや写真乾板を使用する分光器(以下スぺクトログラフという)の場合には、逆線分散に対する式(3)の定義は適当とは思えない。これらのディテクターは、分散方向の位置情報がそのまま波長情報となるため逆線分散は波長の換算値となるのが適当だと考えられる。スペクトルの結像面と.光軸を垂線とする直線との角度をγとすると
の式を使うべきであろう。特に凹面グレーティングのスペクトログラフにおいては、γを無視できない場合が多い。
上記の各式でわかるように、グレーティングの場合、高次光が問題になる。1次光で6000Åの波長を出射させるのに、3000Å, 200OÅ, 1500Å…のように、その整数分の一の波長が、同時に出射される。実際には、1900Å以下の光は空気中で吸収されるため、2次の3000Åと3次の2000Åが、1次の6000Åと共に出射されることになる。これらの高次光と6000Åを分離するためには、フィルターを併用する場合か多い。
測定する波長を高次にする場合には、やや複雑になる。仮に、6000Åの3次光を出射させる場合、他次光として1.8μ, 9000Å, 4500Å, 3600Å, 3000Å…が出射するので、隣接した次数との波長の間隔が狭くなるだけでなく、長波長側の光もカットする必要がでてくる。
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